
両手が自由に使えるリュックサック(バックパック)は、年齢を問わず使いやすい便利なアイテムです。とはいえ、50代ともなると、日常に取り入れるには「若すぎないか」「カジュアルすぎないか」と、少し迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
リュックといえば、旅行やアウトドア用の大型バッグを思い浮かべるかもしれませんし、ビジネスシーンではブリーフケースが定番。
やはり、TPOに合ったバッグを使い分けることが、大人のスマートさにつながります。
とはいえ、最近はシンプルで品のあるデザインのリュックも多く、50代の男性が普段使いや通勤に取り入れやすいモデルが増えてきました。
そこで今回は、落ち着いた印象を保ちつつ、機能性も備えた「大人のための上質なリュック」を、信頼できるブランドから厳選してご紹介します。
自分のライフスタイルに合ったリュックを見つけて、日々の移動をもっと快適に、そしてスタイリッシュに楽しんでみてください。
- 50代メンズにおすすめのリュック8選がわかる
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HushTug(ハッシュタグ)おすすめ
※画像クリックすると、商品ページに飛びます。
HushTug(ハッシュタグ)は、高品質な本革製品をお手ごろな価格で提供する日本のレザーブランド。
レザーは、日本有数の革産地・姫路で丁寧に仕上げられたものを採用。
製造は、約90年の歴史を持ち、皇室御用達ブランドも手がけるほどの技術を持つ老舗バッグメーカー「D.bell(旧:ハンドバッグ鈴木)」と提携。すべて職人による手作業で仕立てられています。

長く使うほどに味わいが深まるレザーと、確かな縫製技術によって、まさに“一生モノ”としてご愛用いただけます。
また、企画から販売までを自社で一貫管理することで、中間マージンやブランド料を省き、高品質な本革バッグを手頃な価格で実現しています。

HushTugの製品は、“究極のシンプル”がコンセプト。
ロゴや装飾のないミニマルな設計で、ビジネスからプライベートまで自然になじむデザインが特徴です。
流行に左右されず、長く愛用できるのも大きな魅力。
そんなHushTugのリュックの中で、一番おすすめなのが「オーバーレイバックパック」。

約2泊分の荷物が収まる大容量で、旅行や通勤など幅広いシーンに対応します。
シックで洗練されたデザインは、大人の男性らしい落ち着きと品格を演出。
さらに、オンライン購入限定で30日間のフリートライアル(返品・交換無料)を実施。
購入者全員に永年修理保証が付くなど、アフターサポートも万全です。

HushTugのリュックは、オンラインだけでなく実店舗で直接チェックできます。
写真では伝わりにくいレザーの質感やサイズ感を、オンラインで買う前に実際に試してみませんか?
また、商品自体も凄くシンプルではあるが無駄のない洗練されたデザインで個人的には凄く好みだった!
herve chapelier(エルベシャプリエ) 946Cコーデュラナイロン

次にご紹介するのは、フランスの老舗ブランド「エルベシャプリエ」。
1976年にパリで創業し、豊富なカラーバリエーションと上質な素材使いで知られています。
多くの製品は現在もフランス国内で製造されており、品質へのこだわりも魅力。
もともと女性向けが中心でしたが、近年はシンプルで洗練されたデザインが大人の男性にも人気です。
軽量なナイロン素材を使用したモデルも展開されており、使いやすさにも定評があります。
今回は、ブランドの定番モデルである「デイパック」をご紹介します。

フランス製ではありませんが、耐久性が高く長く使える設計で、信頼できる品質を備えています。
本体には、軽さと強度を兼ね備えた「コーデュラナイロン」を使用。製造は、アウトドア用品で知られるアメリカの「アウトドアプロダクツ」が担当しています。
控えめで上品なデザインは、カジュアルながらも大人っぽさを演出。
性別問わず使いやすく、旅行・通勤・買い物など日常の幅広いシーンで活躍します。
軽さとシンプルさを重視する方におすすめのリュックですが、内部に仕切りやポケットがないため、小物の整理にはバッグインバッグの併用が便利です。
COMME des GARCONS(コムデギャルソン) HOMME PLUS バックパック Lサイズ

コムデギャルソンは1969年創業の日本発デザイナーズブランドで、世界中にファンを持つ知名度の高い存在です。
ウェアはやや上級者向けに感じるかもしれませんが、バッグなどの小物なら取り入れやすく、日常使いにも◎。
今回ご紹介するのは、メンズ向けの高級ライン「オム・プリュス」から、長年愛されている定番のリュック(Lサイズ)。
やや大ぶりなサイズ感ながら、荷物を入れると体に自然に沿う美しいシルエットが魅力です。
シンプルなデザインでどんな服装にも馴染みやすく、一度は試してみてほしい名作。
ちなみに、Mサイズモデルはエルベシャプリエのリュックに似たシルエットで、デザイナー川久保玲氏が同ブランドのファンだったことに由来するとも言われています。
このリュックの最大の魅力は、背負ったときのシルエットの美しさにあります。

完璧にフォーマルとは言えないものの、カジュアルな装いには非常によくマッチします。
シンプルながら、部分的に牛革で補強されているのも嬉しいポイントです。コーディネート次第ではオン・オフ問わず活躍し、長く使える万能なアイテムといえるでしょう。
Aer(エアー) Day Pack3

次にご紹介するのは、ビジネスバッグとしても人気の高い、洗練されたデザインが魅力の「Aer(エア)」です。
2014年にアメリカ・サンフランシスコで誕生した比較的新しいバッグブランドで、都会的でスマートなデザインが特徴。これまで紹介してきたブランドとはまた異なる、モダンな雰囲気を持っています。
スタイリッシュな見た目と実用性を兼ね備えており、ビジネスから普段使いまで幅広く対応。
アウトドア系のような大容量ではありませんが、軽快で使いやすいリュックがそろっており、幅広い世代から支持を集めています。
今回ピックアップしたのは、ブランドの定番モデル「Day Pack 3」です。

撥水加工が施された丈夫なナイロン素材を採用し、自立する設計が特徴のDay Pack 3。
内部には多数のポケットや仕切りがあり、タブレットやPCなどのデジタル機器も安全に収納できます。
細かい荷物の整理がしやすく、ビジネスにもプライベートにも使える万能リュックとして人気です。
ただし、仕切りが多いためナイロン製にしてはやや重めで、衣類などのかさばる荷物を入れるには不向きな点もあります。
とはいえ、洗練されたデザインはカジュアルスタイルにも自然に馴染み、特にPCや資料など仕事道具の持ち運びが中心の方におすすめです。
Manhattan Portage(マンハッタンポーテージ) MARCUS BACKPACK X-PAC

続いては、スポーティーな雰囲気のナイロンバッグで有名な「マンハッタンポーテージ」のご紹介です。
マンハッタンポーテージは、1983年にアメリカで誕生した、汎用性や耐久性に優れたバッグブランドです。
もともとは、バイクや自転車の配達で使用される「メッセンジャーバッグ」が象徴的で、タフでカジュアルなイメージが強いかもしれません。
そんなマンハッタンポーテージから、大人向けのラインとして誕生したのが「ブラックレーベル」。
シックなモノトーンの配色を中心に、フォーマルさとファッション性を兼ね備えたラインアップが魅力です。
ビジネスシーンでも活躍できるアイテムが多く、品質とデザインの両面で注目されています。
今回ピックアップしたのは、「マーカス」と呼ばれるモデル。

ブラックレーベルとしては初めて、X-Pac素材を採用しています。
X-Pacとは、ダイヤ模様の格子状構造が特徴の高機能素材で、ナイロンやポリエステルなどを組み合わせることで、アウトドアでも使用できるほどの優れた耐久性を実現。
それでいて洗練されたデザインに仕上がっており、他にはない魅力を感じさせてくれます。
容量も十分で、デザインとのバランスも非常に良好です。シンプルな黒のリュックをお探しの方には、価格帯こそやや上がりますが、十分に検討する価値のあるモデルと言えるでしょう。
MOTHER HOUSE(マザーハウス) アンティークスクエア バックパック

続いては、ブランドの世界観も含めて人気の高い「マザーハウス」をご紹介します。
マザーハウスは、2006年に創業された、アクセサリーを中心に展開するブランドです。
「途上国から、上質なものづくりを」というコンセプトのもと、発展途上国の工場でデザインや生産を行っています。
単に安い労働力として活用するのではなく、現地の職人を育成し、技術支援を通してものづくりの価値を高めるという姿勢が、多くの人の共感を集めている理由のひとつです。
バッグは、レザーで有名なバングラデシュで生産されており、美しいデザインと丁寧な縫製に魅了される方も多いでしょう。
今回ピックアップしたのは、アンティークレザーを使用したスクエア型のバックパック。

無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインで、上質なレザーはオン・オフ問わず活躍してくれます。
もちろん、ハイブランドのような最高級レザーやラグジュアリー感と比較すれば、まだ発展途上の部分もあるかもしれません。
しかし、細部まで丁寧に仕立てられており、何より「使うことでブランドの思想や魅力を感じられる」という点が、多くの支持を集めている理由です。
内装にはバングラデシュの伝統的なチェック柄が採用され、細かい部分へのこだわりが感じられます。同じアンティーク調のシリーズでバリエーション展開もありますので、ぜひ他のバッグもチェックしてみてください。
土屋鞄(つちやかばん) デイパック Large

続いてご紹介するのは、日本製の上質なレザーバッグブランド「土屋鞄(つちやかばん)」です。
土屋鞄は、1965年に日本で創業されたメーカーで、もともとはランドセル作りからスタートしました。
その経験と技術を活かし、現在では大人向けのバッグや財布などを展開しています。
土屋鞄をおすすめする理由のひとつは、「どんな環境でも耐えうる高い耐久性」。
活発に動き回る子どもが毎日使うランドセルを長年作ってきた経験が、他のブランドにはない細やかな工夫として活かされています。
今回ピックアップしたのは、防水レザーを使用した大ぶりのデイパック。

表面には雨に強く、しなやかで表情豊かな「ミリングレザー」を使用。
ショルダーベルトや肩に当たる部分にはクッション性の高い素材を、背面には軽量で色落ちしにくいナイロン素材を採用しており、レザーバッグでありながら快適な背負い心地を実現しています。
土屋鞄はバックパックのラインナップも豊富で、上質なレザーを贅沢に楽しめるブランドです。
価格は約9万円と高価ではありますが、国内で丁寧に仕上げられていることを考えれば、納得のクオリティです。
オン・オフを問わず、間違いなく活躍する一品。
ナイロン製とはまた違った、落ち着きと深みのある風合いにきっと魅了されることでしょう。
S.MANO(エスマーノ) DAY PACK

同じく、上品なレザーを楽しめるデザイン性の高いブランドとして、「S.MANO(エスマーノ)」をピックアップしました。
S.MANOはイタリアで創業されたブランドで、素材から製造まですべてイタリア製にこだわっています。
ビームスのディレクターが関わったことをきっかけに、日本ではビームスをはじめとした取扱店が増え、注目を集めています。
どのバッグも、切り替えや装飾を極力省き、シンプルで美しいデザインに仕上げられているのが特徴です。
まさに“大人のためのバッグ”といった雰囲気で、イタリアらしい上品さと洗練された佇まいが魅力です。
伝統的なレザー製法によってつくられる製品は、圧倒的な技術力を感じさせ、「本物志向」の方にこそおすすめしたいブランドです。
今回ピックアップしたのは、ジャケットスタイルにも合わせやすい、シンプルでモダンなレザーリュック。

幅とマチがやや狭めで、小ぶりなサイズ感が特徴です。
柔らかな一枚革仕立てで、手に取った瞬間からレザーのなじみやすさを感じられます。
また、金属パーツにはすべて真鍮が使われており、経年とともに風合いが増していくのも大きな魅力。
レザー同様に、長く使うことで自分だけの味わいを楽しめる設計になっています。
価格は91,800円。決して安くはありませんが、しっかりと手入れをしながら使えば、何年にもわたって愛用できるバッグです。
ご予算に余裕がある方には、ぜひ一度手に取っていただきたい、大人の気分を高めてくれる上質な一品です。
50代メンズが選ぶべきリュックのポイント

ここまで、50代男性におすすめのリュックをいくつかご紹介してきました。
ここからは、実際にリュックを選ぶ際に押さえておきたいポイントについて解説していきます。
見た目だけでなく、使いやすさやライフスタイルとの相性も大切。
年齢を重ねた今だからこそ選びたい、「大人のためのリュック選びのコツ」をチェックしていきましょう。
1.上質で落ち着いたデザイン

年齢を重ねた今だからこそ、持ち物には品の良さや大人の落ち着きを感じさせるものを選びたいもの。
特にリュックは、ロゴが目立たず、装飾を控えたミニマルなデザインが好まれます。
ブラックやネイビーといった落ち着いたカラーなら、ビジネスシーンにも違和感なく馴染み、日常使いとしても安心して取り入れることができます。
2. 機能性と快適性のバランス

日常使いのリュックには、PCや書類、2泊程度の荷物が収まる「ほどよい収納力」が求められます。
ポケットや仕切りの配置が実用的で、荷物の整理がしやすい設計だと、使い勝手も格段にアップ。
さらに、長時間背負っても疲れにくいよう、ショルダー部分にはクッション性があり、背面には通気性のある素材が使われていると理想的です。
通勤や旅行など幅広いシーンで活躍してくれる、機能性と快適性を兼ね備えたリュックを選びましょう。
3.長く使える耐久性と品質

長く愛用するリュックを選ぶなら、本革や耐久性の高いナイロンなど、経年変化も楽しめる素材がおすすめです。
丁寧な縫製や堅牢なパーツ使いなど、細部の作り込みにこそ「良いモノ」の本質が表れます。
“いい物を長く使いたい”という大人の価値観に応えてくれる仕上がりは、日々の満足感にもつながるはず。
さらに、修理対応やアフターサービスが整っていれば、安心して選ぶことができます。
信頼できる品質とサポートを備えた一品を選びたいですね。
特におすすめのリュック
HushTug(ハッシュタグ)おすすめ
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HushTug(ハッシュタグ)は、高品質な本革製品をお手ごろな価格で提供する日本のレザーブランド。
レザーは、日本有数の革産地・姫路で丁寧に仕上げられたものを採用。
製造は、約90年の歴史を持ち、皇室御用達ブランドも手がけるほどの技術を持つ老舗バッグメーカー「D.bell(旧:ハンドバッグ鈴木)」と提携。すべて職人による手作業で仕立てられています。
オンライン購入限定で30日間のフリートライアル(返品・交換無料)を実施。
購入者全員に永年修理保証が付くなど、アフターサポートも万全です。

HushTugのリュックは、オンラインだけでなく実店舗で直接チェックできます。
写真では伝わりにくいレザーの質感やサイズ感を、オンラインで買う前に実際に試してみませんか?
また、商品自体も凄くシンプルではあるが無駄のない洗練されたデザインで個人的には凄く好みだった!
まとめ

今回は、大人の男性に向けた上質なリュックをご紹介しました。
ご覧いただいたとおり、どれも3万円台からと、やや高めの価格帯のものが中心です。
もちろん、アウトドアブランドなど、機能性を重視したリーズナブルなリュックも数多くあります。
しかし、年齢を重ねた今だからこそ、日々身につけるアイテムには“品の良さ”や“落ち着き”を感じさせるものを選びたいところ。
シンプルで丁寧に作られたバッグは、コーディネート全体の印象をさりげなく引き上げてくれます。
日常では、トートバッグやショルダーバッグも使いやすい選択肢ですが、移動が多くなる場面ではやはりリュックが便利。
両手が自由になることで、身軽さや快適さを感じられるのも魅力です。
もしご自身のライフスタイルに合うようであれば、スタイルに合わせてバッグを使い分けるのも一つの楽しみ方です。
上質なリュックは、長く使うことでさらに味わいが増していきます。
ぜひ今回の内容を参考に、ご自身にとって“ちょうどいい”一品を見つけてみてください。