ビジネスリュックは40代のビジネスマンにとって、ビジネスバッグのサブとなる便利なアイテムといえるでしょう。
確かにビジネスバッグはTPOを問わず使用しやすいのに対し、ビシネスリュックは商談や式典等の際には使いづらいのは否めないかもしれません。
しかし、ビジネスリュックを使うことで両手が自由に使えたり、両肩にバランスよく荷物の重量が分散されたりする点はビジネスバッグにはない良さです。
その意味でビジネスリュックは日々の通勤など一般的な業務に携行するツールとしてその真価が発揮されるのではないでしょうか。
そこで今回は、40代の男性を主な対象としたビジネスリュックの選び方のポイントやおすすめのブランド・モデルを紹介させていただきます。
また男性と女性にそれぞれ約50人ずつ、計100人から集めたアンケートも載せていますので、同性のみならず女性の目線を考える上でもぜひ参考にしてください!
下のボタンから男女100人から聞いた、40代男性が選ぶべきおすすめのバッグに関するアンケートとそれを踏まえた当記事おすすめのビジネスリュックブランド5選の見出しにジャンプできますので是非ご活用ください!
40代のメンズにおすすめなビジネスリュックの選び方
年齢やキャリアにふさわしいリュックを選ぶためには、デザインや機能性、サイズ、価格帯といった複数のポイントを踏まえることが大切です。
ここでは、ビジネスリュックを選ぶ際に抑えておくべきポイントを4点解説します。
1.デザインと素材
40代の男性がビジネスシーンで使うリュックは、シンプルで落ち着いたデザインが用いられる場合が多いです。
黒やネイビー、ダークグレーといったモノトーン色は、スーツやビジネスカジュアルに自然とマッチし、洗練された印象を与えます。
また、素材選びも重要です。
高級感を求めるならレザー、機能性を重視するなら耐久性の高いナイロンやポリエステルを選ぶと良いでしょう。
2.機能性
40代のビジネスマンにとって、仕事の効率を高めるための機能性も見逃せないポイントです。
特に注目したいのは、ノートパソコン用の専用ポケットや書類の収納スペースがあるかどうかです。
また、防水・撥水機能や、リュック自体が軽量であることも重要です。
加えて通勤や出張時に長時間背負うことを考えると、背面にクッションがあり、肩への負担が少ない設計が求められます。
3.サイズ
ビジネスリュックのサイズは、あなたのライフスタイルや持ち歩くアイテムに応じて選びましょう。
ほぼ毎日A4サイズの書類やノートパソコンを持ち歩くなら、A4サイズや15インチのPCが収納できるリュックが適しています。
あまり大きすぎるリュックは、ビジネスシーンにおいてはカジュアルに見えがちなので、必要なものをコンパクトにまとめられる適度なサイズを選ぶことがポイントです。
4.価格帯
安価なリュックは機能性や耐久性に欠ける場合があるため、品質を重視して選びたいところです。
中長期的に使える高品質なリュックを選ぶことで、結果的にコストパフォーマンスが高くなります。
男女100人に聞いた!アンケートからわかる40代メンズにおすすめなビジネスリュックの選び方
ここでは男性49人、女性51人の計100人から40代メンズが使うべきビジネスリュックに関するアンケートの結果を紹介します!
※「アンケートはいらないからおすすめのブランドを知りたい!」という方はこちらをクリックしてください。
どれだけ自分が好きだとしても周りの目線が気になる方は少なくないでしょう。
ぜひアンケート結果をご覧になって納得がいくビジネスリュックを選びましょう!
男女に聞いた40代メンズが選ぶべきビジネスリュックのアンケート結果
こちらは男性50人に「ビジネスリュックの素材は革、ナイロン、ポリエステルのどれが一番いいか」というアンケートでは「革」が59.2%と過半数を占めています。
「ナイロン」と「ポリエステル」もそれぞれ24.5%、16.3%と決して少なくない割合で好む人がいますが、最初に素材を検討する際には革製から考えてもいいかもしれませんね。
こちらは上と同じ質問を女性に聞いたアンケート結果です。
「革」が63.8%と男性のときよりも若干割合が増えていますが、おおまかには性別にかかわらず「革」の人気が高い傾向にあるといえます。
まとめると、ビジネスリュックの素材は特にこだわりがなければ革製のものを積極的に検討するといいでしょう!
こちらは男性50人に「40代男性のビジネスリュックはハイブランドであればあるほど望ましいか」聞いたアンケート結果を円グラフで表したものです。
「はい」を回答した男性が59.2%と過半数を占めていますので、予算が許す限りなるべく高いブランドを検討するのもいいでしょう。
ただ、「いいえ」を回答した人も24.5%と少なくない割合でいるのであまり強く意識しすぎなくても良いかもしれませんね。
こちらの方も女性50人に同様にアンケートをとった結果の円グラフです。
男性とは全く対照的に「いいえ」が67.2%となっています。
「いいえ」が過半数を占めていることを考えると異性の目が気になる人に関してはそこまで神経質になってハイブランドを買わなければいけないということはないでしょう。
こちらは普段からカラフルなリュックやバッグを使う機会が多い女性の視点を踏まえた「40代男性のビジネスリュックはどの色が一番よいか」を女性50人に聞いたアンケート結果のグラフです。
結果をみるとブラックとブラウンのみでおよそ9割を占めていることから、色に関してはこの2色を優先的に選ぶと良いのではないでしょうか。
こちらは50人の男性に「ビジネスバッグとビジネスリュックは両方持っているか」アンケートをとった結果のグラフです。
「ビジネスバッグのみ」は49%とやく半数を占める一方、「両方」と「ビジネスリュックのみ」の合計で約半分います。
何らかの形でビジネスリュックを持つ人は50%と少なくはないですが、ビジネスバッグのサブとしてビジネスリュックを持つ方が多いかもしれません。
こちらは50人の女性に「40代男性がビジネスリュックを使っているときの印象」について集めたコメントの一部です。
全体的に肯定的なコメントがあり、特に「若々しい」や「スポーティー」等の単語が多く出てきました。
特に女性からエネルギッシュな印象を与えたい方にビジネスリュックはうってつけといえるかもしれません!
ネガティブなコメントとしては「落ち着いていない」や「フォーマルな場には向かない」といった言葉がありました。
落ち着いた大人の印象を与えたい人は注意が必要といえるでしょう。
こちらは50人の男性のうち、ビジネスリュックを少しでも使用したことのある人から使用感について聞いたコメントの抜粋です。
全体としては好意的なコメントが多く、とりわけバッグと比較して「両手が空く」「収納性が高い」など機能性を評価している人が多いです。
ビジネスに使うカバンに機能性を優先的に求めている方にビジネスリュックは非常におすすめです!
40代のメンズにおすすめのブランド5選
これまでみてきたように40代のビジネスマンが選ぶべきビジネスリュックは、デザイン性、機能性、耐久性が揃ったものが理想的と言えるでしょう。
ここでは、40代にふさわしいおすすめのブランドを5つ厳選してご紹介します。
1.HushTug(ハッシュタグ)スクエアバックパック ブラック
- 重量: 約1.3kg
- 収納力: 高さ38cm、横幅28cm、マチ12cm
- ショルダーベルト長さ:76~91cm
HushTugは主にオンラインで販売をしている国産のレザーブランドです。
シーンを問わず使える究極にシンプルなデザイン、そしてレザー・縫製共に国産という品質の高さとコストパフォーマンスから人気を集めています。
通常であれば高額になってしまう本革製品をオンラインで販売することで、同品質のブランドの2/3程度の価格で手にとることができます。
また、30日間のフリートライアル(返品交換無料サービス)、永年修理保証などの手厚いサポートも選ばれている理由のひとつです。
当商品「スクエアバックパック ブラック」は黒単色レザーと極限までシンプルかつ高級感あふれるデザインとなっております。
機能面に関してもかゆいところに手が届く収納ポケット、暑い夏のための通気性が高い背面メッシュなど非常に充実しているといえるでしょう。
2.ポール・スミス
ポール・スミスは、国内外問わず人気を誇るイギリスのファッションブランドです。
このブランドの魅力は、芸術や趣味のサイクリングといった創業者の経験からインスピレーションを受け、シンプルさに「遊び心」が加わった唯一無二のデザイン。
ハイブランド初心者~上級者まで、どんな人にもおすすめのブランドといえるでしょう。
ポール・スミスのビジネスリュックにはレザー製とナイロン製の2種類が販売されており、後者に関しては取外し可能なショルダーストラップも付属する「3Way」も販売されています。
全体的に丸みを帯びた独創性のあるデザインとなっており、ポール・スミスらしい遊び心が感じられるかもしれません。
3.土屋鞄
土屋鞄はランドセルで有名な日本のレザーブランドです。
全ての製造工程を自社一貫で行っており、その過程に創業者の土屋国男が現在でも携わっています。
デザインはそのシンプルな外見にもあるようにブランドの主張が全く無いため、顕著な革の経年変化が楽しみやすくなっています。
また、主要な素材に「防水ファインレザー」が使われた製品も展開されており、軽量でありながら高級感あふれる牛革のデザインとナイロン等を用いた高い防水・防汚性を両立させている点が魅力的といえるでしょう。
やや値段は張りますが、国産の高品質なビジネスリュックを長期的に使用したい人にうってつけです。
4.GREGORY(グレゴリー)
アメリカ発、歴史あるブランドのGREGORYはコンセプトとして「バックは背負うものではなく、着るものだ」と掲げている通り、その機能性には目を見張る者ものがあります。
登山を中心としたアウトドア製品が有名ではありますが、ビジネスバッグの製品も数多く展開しています。
値段は2万円代から4万円弱と、ビジネスバッグの相場としてはお得といえるでしょう。
革製品に対して非常に強いこだわりがなければ、その機能性(多種多様な収納ポケット、体に優しいトップハンドルやストラップなど)の高さからビジネスバッグとして非常にコスパが優れています。
5.マザーハウス
マザーハウス(MOTHERHOUSE)は2006年に創業された日本のアクセサリーブランドであり、南アジアや東南アジアを中心に製造拠点が置かれています。
マザーハウスのビジネスリュック・バッグはレザーを中心に展開されており、特にビジネスリュックとしては珍しくカラー、機能の両面からその種類は比較的多いといえます。
上2つのビジネスリュックは左から順に「カゼマトウ バックパック メン」(¥59,400)、「ザダン バックパック」(¥62,700)です。
前者はやや丸みを帯びたデザインで大容量となっているのに対し、後者はより角張ったデザインで多機能ポケット付きの2Way仕様となっているのが特徴的といえるでしょう。
その意味でマザーハウスのビジネスリュックは容量重視、2Way重視など製品ごとに重視する機能性を変えており、各層のニッチな需要に幅広く対応しているといえます。
以上より、おすすめのビジネスリュックを紹介しました。
下にまとめの図を載せましたので、ぜひ御覧ください!
まとめ:デザインと機能性で仕事の相棒を選ぼう
今回ご紹介した5つのブランド・モデルは、それぞれ異なる特徴を持ちながらも、すべて40代の男性にぴったりのビジネスリュックといえるでしょう。
最終的に、ビジネスリュックを選ぶ際には、自分のライフスタイルや仕事のスタイルに最も合うものを見つけることが大切です。
ビジネスシーンでしっかりと役立ち、さらにスタイリッシュさも兼ね備えたリュックを手に入れてビジネスバッグとともに可能な限り長く使い続けてみてはいかがでしょうか?
HushTug(ハッシュタグ)というレザーブランドでデザイナーをしている中島と申します。
主にメンズ向けのレザーバッグや財布などをデザインしており、東京都池袋駅にあるHushTug池袋本店の店長も兼任しています。
普段のデザイナー業で色々なブランドのバッグやお店を見る機会があるので、その知識を活かしておすすめのバッグ店・革製品店・革やバッグの知識などをご紹介できればと思います。