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スーツにリュックはおかしい?時代とともに変わる「ビジネスバッグの常識」

困っている男性


近年、通勤スタイルの多様化が進み、スーツにリュックを合わせるビジネスパーソンを多く見かけるようになりました。

一方で、「スーツにリュックっておかしくない?」と感じる声も少なくありません。

フォーマルなスーツにカジュアルなリュックを合わせることは、本当にマナー違反なのでしょうか。

それとも、今の時代に合った実用的な選択肢なのでしょうか。

今回はアンケート結果をもとに、その実態を解説します。

ぜひ最後までご覧ください!

この記事を最後まで読むと
  • スーツ×リュックの印象についてわかる
  • 世代・場面による価値観のギャップがわかる
  • スーツに合うリュックの条件と選び方がわかる
本記事の執筆者であるデザイナー中島の紹介
HushTugのデザイナーの中島

「HushTug」デザイナー中島

  • レザーブランドHushTugで製品企画を担当するデザイナー
  • 2秒に1個売れるほどのヒット商品をデザイン・企画した経験アリ。
  • レザーに関する豊富な知識を活かし、Topicsにおいてレザーブランドや製品に関する記事を執筆。
自分にはどの種類のバッグが合うのかわからない... そんな方にはバッグ診断!

スーツにリュックはなぜ「おかしい」と思われるのか

フォーマルな場とカジュアルなバッグのギャップ

リュックの画像

スーツはもともとフォーマルウェアとしての役割を持ち、きちんとした場面にふさわしい装いとされています。

一方でリュックは、学生やアウトドアの印象が強く、カジュアルアイテムの代表格といえます。

そのため「スーツにリュックを背負うと、場の雰囲気にそぐわないのでは」と考える人が少なくありません。

特に、取引先との商談や式典など、改まったシーンでは「ビジネスらしさが欠ける」と感じられることがあります。

シルエットが崩れる・背中のシワや型崩れ

スーツ

リュックを背負うと、スーツの背中や肩周りにシワが寄ったり、摩擦で生地が傷みやすくなったりします。

また、荷物の重みでジャケットのシルエットが崩れ、見た目がだらしなく見えてしまうことも。

せっかくのスーツスタイルが「きちんとしていない印象」に変わってしまうため、「やはりリュックは不向き」と考える人も多いようです。

世代や価値観の違い

年代の違うスーツ姿の男性2人

さらに「スーツにリュックは合わない」という意識は、世代によって差があります。

特に上司世代や年配層には、ブリーフケースや手提げバッグがスーツに合う「常識」として根付いていることが多く、リュックは「学生っぽい」と受け止められがちです。

本人にとっては機能的であっても、周囲の目から「マナーに欠ける」と映る可能性があるため、この価値観のギャップが「おかしい」と言われる大きな理由の一つになっています。

アンケート結果

今回、約50人にアンケートを実施しました。

早速結果を見ていきましょう。

Q.スーツにリュックは「おかしい」と思いますか?

アンケート結果の円グラフ

アンケートの結果、84.8%の人が「おかしくない」、15.2%の人が「おかしい」と回答しました。

大多数の人は、最近では普通」「合うデザインもあると肯定的にとらえており、実用性を重視する声が目立ちます。

一方で、カジュアルすぎて子供っぽい」「スーツとのバランスが悪くちぐはぐに見えるといった否定的な意見も一定数存在しました。

特にフォーマルなシーンを意識する人ほど、「やはりスーツにはリュックは合わない」という見方を持っているようです。

Q.どんなリュックならスーツに合うと思いますか?

黒いリュック

続いて「スーツに合うリュックの条件」について尋ねたところ、最も多かった回答は 「黒やネイビーなど落ち着いた色」(91.8%) でした。

デザイナー中島
デザイナー中島

色のトーンを抑えることで、スーツのフォーマルさを損なわずに馴染むと考える人が多いようです。

次に多かったのは 「レザーなどのしっかりとした素材」(49%)でした。

デザイナー中島
デザイナー中島

ナイロン素材のカジュアル感を避け、質感で大人らしさを演出する工夫が求められていることが分かります。

また、「ロゴや装飾の少ないシンプルデザイン」(36.7%) や 「大きすぎず小さすぎないサイズ感」(18.4%) も選ばれており、全体として「ビジネスらしいきちんと感」を意識した条件が重視されていました。

Q.スーツに合うバッグはどれだと思いますか?

アンケート結果の円グラフ

「スーツに合うバッグ」として最も多く選ばれたのは、ブリーフケース(手提げ)48.2% でした。

やはりフォーマルなシーンにふさわしいバッグとして、定番の安心感が強く支持されています。

次いで多かったのは、 レザーリュック(28.6%)

全体の3割近くが「条件次第でリュックも十分アリ」と考えていることがわかります。

リュック=カジュアルという従来のイメージが薄れ、機能性を重視する傾向が見られました。

一方で、レザートートバッグ(12.5%)ナイロンリュック(10.7%) も一定の支持を集めています。

トートは柔らかい印象を与えやすく、ナイロンリュックは軽量さや使いやすさを評価する声が背景にあるのでしょう。

「従来の定番=ブリーフケース」が根強い一方で、「きちんと感のあるリュック」も新しい選択肢として受け入れられてきている様子が見えてきます。

おすすめのバッグ

HushTug スクエアバックパック

HushTug スクエアバックパック

スーツに自然に馴染むスクエア型のレザーリュック。

角ばったフォルムでジャケットのラインを崩さず、スマートな印象を保ちます。

上質な国産レザーを採用し、PCスリーブや小物ポケット、自立設計など機能性も充実。通勤から出張まで安心して使える、ビジネスに最適な一品です。

HushTug ブリーフケース

HushTug ブリーフケース

無駄をそぎ落としたシンプルなデザインが特徴のレザーブリーフケース。

国産レザーの上質感と自立設計で、フォーマルな場でも型崩れせず美しい佇まいを保ちます。

内部はPCや書類を整理しやすく、商談や面接など“きちんと感”が求められるシーンで頼れる存在です。

まとめ

スーツにリュックは「選び方」と「場面」がカギ

バッグを選んでいる男性の画像

アンケート結果から見えてきたのは、「スーツにリュックは必ずしもおかしくない」 という現実でした。

ただし、その条件は大きく2つあります。

デザインの条件
  • 黒やネイビーなど落ち着いた色
  • レザー素材、または高級感のある質感
  • ロゴや装飾を抑えたシンプルなデザイン
  • 適度なサイズ感(大きすぎず、小さすぎない)
場面の条件
  • 通勤や社内移動 → リュックでも違和感なし
  • 出張や外回り → シンプルなレザーリュックなら好印象
  • 商談や面接などフォーマルな場 → ブリーフケースが最も安心

多くの人が「ブリーフケース」を王道としつつも、約3割は「条件を満たしたリュックならアリ」 と答えています。

つまり、「おかしいかどうか」はバッグそのものの選び方と、使うシーン次第と言えるでしょう。

時代の流れに合わせて、スーツにリュックというスタイルも十分に受け入れられつつあるようです。