
年齢を重ねるほどに、持ち物には“品”や“落ち着き”を求めるようになるもの。
一方で、通勤時の荷物が増えたり、出張や移動が多くなったりする50代にとって、機能性と見た目のバランスは欠かせません。
そんな今、注目を集めているのが「大人のためのビジネスリュック」。
若々しすぎず、それでいて軽快に見えるリュックは、働く50代男性の新定番アイテムになりつつあります。
本記事では、おすすめブランドから選び方のポイントまで、失敗しないビジネスリュック選びを徹底解説します。
- 編集部おすすめのビジネスリュックがわかる
- それぞれのブランドの特徴がわかる
- ビジネスリュックの選び方がわかる
おすすめのビジネスリュック5選
| ブランド | 特徴 |
|---|---|
HushTug![]() | 国産本革を使用した高いコストパフォーマンスの製品 |
土屋鞄![]() | ランドセル製造で培った耐久性と快適さ |
S.MANO(エス マーノ)![]() | イタリア製にこだわったシンプルで美しいデザイン |
エルベシャプリエ デイパック![]() | 軽量で幅広いシーンにマッチする使いやすさ |
Manhattan Portage![]() | アウトドアレベルの高い耐久性と防水性 |
HushTug(ハッシュタグ) スクエアバックパック

日本のレザーブランド「HushTug(ハッシュタグ)」は、国産の姫路レザーを使用し、熟練職人が一点ずつ丁寧に仕上げる高品質なアイテムが魅力。
不必要な装飾をすべて削ぎ落とした究極にシンプルなデザインは、フォーマルにもカジュアルにも自然に馴染みます。
企画から製造、販売、アフターサポートまでを自社で一貫して行うことで、高いクオリティと優れたコストパフォーマンスを両立しているのも人気の理由です。
中でも「スクエアバックパック」は、HushTugの中でもビジネスシーンに特化した代表モデル。

ふっくらとしたレザーの質感と、なだらかな曲線を描くスクエア型フォルムが、スーツスタイルをより上品に引き立てます。
1〜2泊の出張にも対応できる十分な収納力を備え、ファスナーが下部まで大きく開く設計により、荷物の出し入れもスムーズ。

デザイン・機能性・品質・コストパフォーマンスのすべてを兼ね備えた、大人のためのビジネスリュックです。
土屋鞄 防水レザー デイパック

1965年にランドセルづくりからスタートした、日本の老舗ブランド「土屋鞄」。
子どもの日常に寄り添うランドセル製造で培われた高い耐久性と快適な背負い心地が、そのまま大人向けのバッグにも活かされています。
今回ご紹介するのは、防水性に優れたミリングレザーを使用した大ぶりのデイパック。
ショルダーベルトにはクッション材を、背面には軽量で色移りしにくいナイロン素材を採用し、重厚なレザーながら長時間でも快適に背負える設計となっています。
上質な国産レザーの質感と機能性を両立した、大人の品格を感じさせるビジネスリュックです。
S.MANO(エス マーノ) デイパック

「S.MANO(エス マーノ)」はイタリア生まれのブランドで、素材から縫製まで一貫してイタリア製にこだわり、切り替えを極力減らしたシンプルで美しいデザインが特徴です。
今回紹介するデイパックは、ジャケットスタイルにも合わせやすいシンプルでモダンな仕上がり。
柔らかな1枚仕立てのレザーは手に馴染みやすく、経年変化も楽しめます。
真鍮製の金具が上品な雰囲気を添え、大人向けの洗練された佇まい。長く愛用することで味わいが増す、本物志向の大人におすすめの逸品です。
エルベシャプリエ デイパック

1976年にフランスで誕生した老舗ブランド「エルベシャプリエ」。
今回紹介するデイパックはフランス製ではないものの、軽量かつ耐久性に優れたコーデュラナイロンを採用し、タフさと上品なミニマルデザインを両立しています。
製造はアメリカの「アウトドアプロダクツ」に委託されており、縫製や仕上がりの確かさも魅力。
男女問わず使いやすく、通勤・通学・週末の外出など、幅広いシーンで活躍します。
軽くて持ち疲れしにくい一方で、内部は仕切りやポケットがないシンプルな構造のため、細かな荷物を整理したい場合はバッグインバッグの併用がおすすめです。
Manhattan Portage(マンハッタンポーテージ) ブラックレーベル Marcus

「Manhattan Portage(マンハッタンポーテージ)」は1983年にアメリカで誕生したバッグブランド。
メッセンジャーバッグで知られる同ブランドの中でも、「ブラックレーベル」ラインは大人のための洗練されたコレクションとして人気を集めています。
今回ご紹介する「Marcus」は、ブラックレーベルとして初めて高機能素材「Xパック」を採用したモデル。
ナイロンとポリエステルを組み合わせることで、アウトドアレベルの高い耐久性と防水性を実現しています。
無駄のないモノトーンデザインはフォーマルな装いにも自然に馴染み、ビジネスシーンでも違和感のない仕上がり。
十分な収納力と軽快な背負い心地を備えた、オンオフ問わず活躍する万能な黒リュックです。
シンプルで上質なデザインを求める大人の男性におすすめの一品。
ビジネスリュックの選び方

ここまでおすすめのビジネスリュックについてご紹介してきましたが、実際にビジネスリュックを選ぶ際にはどう選べばいいのでしょうか?
価格・素材・機能性の三つの観点から解説していきます。
価格

ビジネスリュックの相場はおおよそ 2~5万円前後。
1万円程度の手頃なモデルから、10万円を超える高級モデルまで幅広く展開されています。
高価格帯のリュックは、素材や縫製の質が高く、長期間使っても型崩れしにくい点が魅力です。
一方で、2~5万円程度のモデルでも、十分な品質と機能性を備えた製品は多く、普段使いにはこの価格帯が最もバランスの取れた選択といえます。
大切なのは、価格・品質・機能性のバランスを見極め、自分のライフスタイルや使用シーンに合った“ちょうどいい一品”を選ぶことです。
素材

ビジネスリュックの定番素材には、ナイロン・ポリエステル・レザーの3種類があります。
ナイロンやポリエステル製のリュックは、軽量で丈夫なうえに耐水性にも優れており、出張や外回りの多いビジネスマンに最適です。
扱いやすくコストパフォーマンスにも優れているため、日常使いしやすいのが特徴です。
一方で、レザーはナイロンやポリエステルに比べて高価ですが、スーツにも自然に馴染む上質さと、持つ人の印象を引き締める品格があります。
50代の男性に求められる「落ち着き」や「信頼感」を演出するうえで、レザーのリュックは非常に効果的な選択といえるでしょう。
機能性

仕事で使ううえで欠かせないのが機能性です。
特に50代のビジネスパーソンは、荷物の多さや体への負担を考慮した設計を意識したいところ。
ノートPCや書類が収まる容量、使いやすいポケット配置、重さや背負い心地を確認しましょう。
クッション性のあるショルダーベルトや通気性の高い背面構造があると快適です。
年齢にふさわしい快適さと実用性を備えたリュックを選ぶことが、長く愛用できるポイントです。
まとめ

50代になると、持ち物には若々しさよりも“品格”や“落ち着き”が求められるものです。
そんな中で注目を集めているのが、機能性とデザイン性を兼ね備えた「大人のためのビジネスリュック」。
本記事では、50代にふさわしいおすすめのビジネスリュックと、その選び方のポイントをご紹介しました。
ぜひこの記事を参考に、長く愛用できる“自分らしい一品”を見つけてみてください。






